パリジェンヌへの道のり

パリに来ておどろいたこと。~街の道路編~

おひさしぶりです、ゆずです。

 

フランスに来てから早2週間が経ち、こちらでの生活もサイクルが安定してきました。

それでも、フランスに来てから驚くことは多々あります。

 

今回はその中でも色々と日本と違うな~と思う点が多かったパリの道路について書いてみようかと思います!

パリに旅行する予定がある方は参考になる部分があればいいですが…。

 

 

①みんな信号見ない。

いきなり何?という感じではありますが、さっそくこれから。

 

日本だったら、信号は、

赤の時は止まって、青に変わったら渡る

ものですよね?(…よね??)

 

フランスでは違います。

人も車もお構いなし。流れが途切れれば赤でも平気で渡ります。

むしろまじめに信号を待っていると「何してるの?」と言わんばかりに見られます。浮きます。ほんとにめっちゃ浮く。

一人で交差点に取り残される。

 

先日授業で「人を観察してみよう!」というテーマで分析する時間があり、私は信号無視の人の割合を数えていました(テーマ変!とか言わないでください笑)

その結果赤信号の時にわたっている人は全体の半数以上。特に男性はホイホイわたります。

 

何をそんなに生き急いでいるのか、私のフランス語が達者だったらききたいくらいです。

 

このような習性があるため、フランス人は信号待ちをしているときみんな横を向いています。

理由は明らか。

信号ではなく車の流れを見るため。

こういう日常を見ると、パリに信号機必要あるのかな…と思ったりもします笑。

 

 

②信号の動きがよくわからない

パリの道路は右側通行で、大体の信号で上下車線の間にスペースが設けてあります。そのスペースを境目に歩行者信号が二つ付いているのですが、その二つが別々の動きをする。よくわからない。

 

具体的に言うと、

「向こう側の反対車線の歩行者信号青になってるのにこっち側が赤だから渡れないじゃん~!!」

という状態です。

 

そして、早く青になった歩行者信号は大抵早く終了します。

後から青になった手前の歩行者信号を渡って、反対車線のゾーンの差しかかったくらいで、大体その信号は赤になります。

 

え?

割と私スタートダッシュ迅速に決めたよ?

健足だよ?

 

…もしかして、間に合わない?

 

大きい交差点では8割方普通の速度で歩いていると間に合いません。

これがフランス人の信号無視が多い理由の一つなのかも。

 

 

③汚い。めっちゃ汚い。

「花の都パリ」とか「オシャレ」とか、よく聞きますよね。

でも、こう考えたほうがいいです。

 

「上を向いていたらきれいだが、下を向いたらがっかりする」

 

キラキラ華やかなパリを想像している人が見たら卒倒するくらいの汚さだと思います。

あのシャンゼリゼ通りも下を見ればそこらじゅうたばこの吸い殻だらけですし、ポイ捨てがとにかく多い!

 

特に目立つのが、犬のフンの多さ。

 

フランスは犬を飼っている人が多い場所として知られています。セーヌ川沿いを犬と散歩していたり、電車の中にも普通に犬が乗っていたり、犬とフランスは切っても切れない関係とも言えます。

 

でも、その分フンめっちゃ多い。

しかもみんな片づけない。

この2週間、フンを片づけている飼い主を見たことがありません。

どの通りにも一つはフンが落ちていると言っても過言ではないと思います。

 

パリに来たときは踏まないように気を付けてください。

テンション一気にさがりますもんね笑

 

 

まとめると。

パリ、おおざっぱで、マイペースです。

自分が一番です。

日本とは全然違います。

 

いればいるほど違いが見えてきて、まだたった数週間の滞在ですが、国民性の違いってまさにこういうことを言うんだろうな、とふとした瞬間に思います。

 

日本とフランス。アジアとヨーロッパの先進国。

でも、何かあるたびいちいち驚きます。そして日本と比べます。

 

今は日本と比較することで面白いなと思っているけれど、いつかもっとこの場所になじんだら、もっと深く知ったら、それ自体を面白いと思えるといいなと思います。

 

 

今日はこのあたりで(^ ^)